美しいだけじゃなくって
すばらしく良いにおい。
心が震える音楽。
おいしすぎて眼が虚空をみつめちゃう料理。
音楽から絵が見えて絵から音楽が聞こえて
料理から心を感じて心から歌があふれだして
どうしても見たくなった絵があって画集を探しにいきました。
背表紙に何も書いていないその画集を開けたら
どんぴしゃり!
しばし、中世ヨーロッパの世界に浸ってきました。
衣擦れの音、大理石の冷たさ、ひそやかに漂う花達の香り、今終わったばかりの音楽の余韻。秘めた情熱。甘いささやき、真珠色の吐息。
そんなことを感じながら阪急電車に乗るのです。
美しい物が好きです。