我が家で買っていた犬、ペロは18年生きて私の誕生日の朝に亡くなりました。
2年間だけ私たち夫婦が預かっていたのですがとても穏やかで可愛い子でした。
この前、だんなさんがおもむろに”姿がなくてもペロはちゃんと俺らと一緒に住んでるんやろなー”と言った日は偶然にも我が家にペロが初めてやって来た日でした。
いつまでも一緒にいたいけれども残念ながら動物達の命の方が短くって、旅だった後には心の中にぽっかり穴があきます。時が経つに連れて哀しみは薄れて来、心も癒え、又いつか新しい家族との生活が再び訪れるのかも知れないけれどその穴は塞がることはないんだろうね。今日お財布を届けにいきましていろんなお話を伺っていたときにおっしゃっていた言葉が印象的でした。
その穴はその子といた素敵な日々が入っているポケットの様な物に思える日が。。
ゆっくりとゆっくりとそんなポケットになる日を願ってやみません。
このお財布バッグを見るたびに持つたびに”いつも一緒”のお気持ちでいてもらえたらうれしいです。
木はお客様のケルトでいうシンボルツリー”くるみ”です。実りの秋に落ちてくるクルミをスカートで一心に拾っている。豊穣な実りの時を樹とともに喜びを分ちあっていけたらなという思いを込めて。樹はお客様、赤いワンピースの女の子は内なる子供でもあります。
その樹にはいつもアリスのチシャ猫の様にみまもっているニャーちゃんがいます。
作らせて頂いてありがとうございました。