2012/03/02

しあわせの雨傘

雨上がりの空気の中にかすかに漂う春の香り。。。。
気がつけば3月ですね。

今月末の展示会に向けて作品作りが進んでます。
今回のテーマは   HAPPY!  一言では語れないなんだか奥深い言葉でもあるのですが
見るだけで聞くだけで読むだけで、ふわっと心が温かく幸せを感じる物をしばらくご紹介していこうかなと思ってます。

あくまでも私目線なんで、えーこれが?なんて思ってくださっても結構ですよ。

今日はフランスの名女優カトリーヌ ド ヌーブの映画『幸せの雨傘』
でも、この邦題はちょっと失敗。本当は  POTICH E(飾りつぼ)といいます。

その名の通り1970年代のまだまだ女性の立場が強くなかった時代に傘ブランドの社長婦人(創業者の娘にも関わらず、家の中で”お飾り”の立場に甘んじています。)
をドヌーブが演じています。
冒頭のジャージ姿はGLEEのスー先生の様ですが、ふっくらでもジャージ姿でもとても素敵なドヌーブ!
話は傘会社のストライキと、そのさなか社長である夫が倒れたのをきっかけに夫の代わりに会社の立て直しを計り(これが又フランス女性ならではの粋な行動でストライキを終わらせます)やがて素敵な。。。。になっていきます。
70年代、女性が社会に参画していく様をユーモアと母性たっぷりに表現した素敵な映画。

でもね、、、これ、作業がてらだったんで日本語でみたんです。

失敗しました。やっぱり優美なフランス語の響きとともに見るべきでした。
そしてこれはフランス版山田洋次監督作品か?と思わせるエンディングに笑ってしまいました。


豊満なドヌーブとこれまた貫禄づいたジェラール ドパルドゥー。
この二人のハグシーンはとってもボリュームあります。
フランス男とフランス女はいつまでも色気たっぷりですね。


70年代のファッションとインテリア(特にキッチン)が素敵

幸せの雨傘