2013/03/28

Circle of joy ワークショップのご報告

先日の展示会でオーダーいただいたスカートやポンチョもほぼ完成に近づいてまいりました。
今日スカートのパーツの縫い付けや刺繍をしながら、突然ある感情が湧いてきました。

喜びです。

リネンの手触り、綺麗なピンク色の刺繍糸、キラキラと光るパーツ達。
そんな物に触れながら仕事をする喜び。手仕事は正直なかなかはかどらず一着のスカートを作るのにおそろしく時間が掛かります。何でまたこんなアナログな仕事をしてるんだろうと自問する時もありますが、心がすっと静まって行く時に出てきたこの感情も答えの一つなんだろなと思います。

先日、淡路島のchar さんで久々のワークショップを行いました。
20年来の友人たちも参加してくれることもあって急遽革物に変更。少し難しいかもしれませんが
初トライしていただくことになりました。

緩やかにワークショップが始まりました。好きな色の革や作りたいものを選んで一人一人のスピードが違うのであっちで教えてこっちで教えて。。
只今魔の三歳児を持つ友人は作業よりも子ども達のチェックに大忙し、初めましての方もいるのに気がつけばみんなで思い出話。気がつけばいつものように作業台は糸や革や端切れで溢れ、でもみんなそんなことには全く頓着せず作業に没頭。。
昼食を挟んで夕方までの長丁場。最後にはみんなちゃんと完成できて納得、満足の笑顔!

ワークショップをするにあたっていつも思い浮かぶイメージがあるのです。
それはいつかキルトの様にみんなで作りあげる革の絵。
マグノリアの花達の中に出て来るシーンの様にキルトの周りにみんな座って色んなことを話、笑い、時には手を止めてじっと聞き入り、周りを走る子供や孫たちの相手をするために中座する人もいる。。そんな感じを目指しています。

何よりその時を楽しんで、自分の作った物に愛情を感じて帰っていただければそれで大正解。
もっともにわか先生としては何事も準備、段取りが肝心だなと、、一人反省もしたりするんですが。

今回参加いただきました方本当にありがとうございました。
急遽ご参加頂いたH さんも本当にありがとうございました。次回の参加もお待ちしておりますね!
そしてChar のマナミさん、素敵な空間を使わせて頂き本当にありがとうございました!マナミさんのアトリエだからこそ皆さん延び延びと楽しんで作れたんじゃないでしょうか?
彼女のセンスとメッセージ溢れるお店とアトリエは本当に素敵ですよ。詳しくは右手リンク先から覗いてみてくださいね。

尚、ワークショップの受講料の半分を友人たちが運営する久米島のタッチインピースに寄付させて頂きました。この久米島の保養所もいつかは行って見たいところです。

写真は残念ながら、、、必死すぎて一枚もまともに撮れてなく、、ご想像にお任せします。