無事展示会終わりました。
と、、ここでびっくりされたかも知れませんね。
展示会案内をMadrigalさんでしていただいてるので間際はもう無我夢中で準備のみの一週間が続き、気がつけば終わってる。。ということが多くて案内不足ですみません。
今回は何回も行っている展示会で初めて三日間ともお天気に恵まれて、おまけに先週の大雪の後の青空だったから始まる前から気分は上々。何かいいことありそな気分。。
その期待通りの素敵な三日間でした。時間がゆっくりと濃い感じで落ち着いてお話もうかがえる時もあり、パタパタと賑やかな感じで笑いが溢れる時もあり。
作品、シーズン商品も含めてしっかり見ていただけたのではないかしら。。
前回までお店の中央辺りで行っているましたオーダーのお話合いを今回はお部屋の隅にコーナーを作ってみました。上から天蓋をかけてテーマに合わせて少し中東風に。あらら、少し占いの館みたいになりましたね笑
でも、これは大正解。ジックリゆっくりとお話を伺ったり話したりするのにぴったりな場所になりました。ある時は、少し占い的な話、ある時は同じ受験生を持つ母親同士の話、男性のお客様にいたってはなんか喋ってるうちにお見合いしてるような気になったり。。笑
今回も色々なお話をお聞きできて本当に嬉しかったです。
リオーダーのお客様も多く、その方達の歴史が刻まれたお財布バックとかを見せて頂きながら何年か後の今の近況やお気持ちを教えて頂いたり。。
今回、面白く感じたのがオーダー内容がより抽象化してきたというかとても感覚的というか、抽象画を描く画家のほとんどが初期の作品が具象画であるのと似ているような気がします。
私の中でも、言葉にはならないものを言葉にして行く作業、それを絵にしていく作業。。そんな事を経てカワエを製作していたのがそろそろ移行期にきてるというかより自由に遊びたくなってきている時期でもあり。。
だからこそ、なんの意味を持たせない幾何学柄で今回は製作したというのもあるのです。
例えば鳥の絵を描いてこれは鳥、っていうのではなくて一つの模様みたいなの、もしくはただ一色の丸を描いて、それが鳥に見える人もいれば別の何かを見る人も、もしくは何も見えないけどやたら惹かれる、琴線にひっかかる。。
そんな感じです。
オーダー内容の中にまさしくそんな実験を完全おまかせでさせていただける物があり、まだイメージも出来てないうちから、すごく楽しくなってきています。
パズルのピースがピタッとはまり一枚の絵になったような今回の展示会。
そしてその絵は私1人で描いた物ではないんだなー。と改めて噛みしめるような展示会でした。
今回も御来展頂き、本当にありがとうございました。
又、オーダーも頂き本当にありがとうございました。
春本番の空気を感じながらオーダー製作を進めて行きますね!
写真はお話合いコーナー。少し怪しげ。。