2014/09/10

自然とともに、あなたとともに(1)

先週までの荒天はどこへやら、いつもより早い秋の青空の見える毎日です。思えば今年の夏、こんなにきれいな青空を見た記憶があまりなく山沿いの我が家は毎日のように朝や夕方のスコール(いつの間にかこの表現がぴったりになってしまいましたね)に見舞われ、庭に干した洗濯物を見ながらため息の出る夏でした。
もちろんそんなことは序の口で、多くの地域で甚大な被害をもたらした今夏の大雨。思わぬ被害に遭われました方々に深くお見舞い申し上げます。

いつもなら暑い、暑い!!なんてぶーたれてた口はへの字に曲がってどんよりとした分厚い雲り空を見上げていた人も多かったのではないでしょうか?
そしてやっとの晴天、昨夜の美しい中秋の名月に下がった口角はいつの間にかきゅっとあがってにっこりうっとりと夜空を眺めていた方々も多かったことでしょう。
もちろん、私もその一人です。

そうやって自然の大きな営みに喜んだり楽しんだり、時には驚いたり悲しんだり、街の片隅でも自然を感じる夏だったような気がします。
昨日久しぶりに庭の石段に腰掛けて前のオリーブの樹を見ると例年よりも大きくてそしてたくさんの実がついてるではありませんか!きっと例年よりも降り注いだ水が地面と木々を潤してくれたのでしょう。手入れを怠っているうちにハーブ類は裾野を広げ次々と花を咲かせてこれはこれでいいんだか悪いんだか・・

大きい小さい、近い遠い関わらず 自然とともに。

何年か前に読んで好きになった言葉があります
”ふつうに自然というとき、それは人体ではない、外の自然を指している。
しかし、それは身体を考慮からはずしていいということではない・内なる自然もまた、立派な自然である。その意味でこそ『人間は自然』なのである。

養老孟司 いちばん大事なこと より

そして昨日の大きな月にはこの美しい詩がぴったりですね。

僕は 人類の一部である
人類 哺乳類の一部
哺乳類 動物の一部
動物 生物の一部
生物 地球の一部
地球 太陽系の一部
太陽系 銀河系宇宙の一部
銀河系宇宙 大宇宙の一部
従って 僕は 大宇宙の一部である

ナナオ サカキ