2016/01/29

強力な協力者現る2

前回の文章を改めて読み返すと
ダメですねー。なんかもう文が前のめりでハアハア言ってる感じです。
余裕の無さが全編に出ていて自分で読んで息苦しくなりました笑

私事を書き連ねるのは今日はやめましょう。
せっかくなのでそれからのお話を、、

そうそう!題名にも書いています出会った強力な協力者は 阿倍野でギャラリーso-ra をされながら本業はご夫婦でカメラのレザーストラップを製造、販売をされているケイさんという女性です。
実は一年前に友人の集まりの中でお会いしていましたが、それからなかなか会う機会がなく ただ心のなかで(革のお仕事されているし一度詳しくお聞きしたいなあ)と思っていました。12月に入り大方のオーダー製作のめどもやっと付き、同時に心や体も落ち着きだして前向きに来年の抱負を考えるとハード面の強化!!それにつきました。

カワエの物はソフト面で認知されありがたいことにお客様に喜んで頂いてますが ハード面では正直まだまだだと思っています。革の作品が製品に。財布は財布らしく、バッグはよりバッグらしく耐久性も見た目も兼ね備えた良い物を作りたい!手作業だけでなくちゃんと革ミシンを導入してすっきりした美しい部分も残していけるように。。
そう思えば思うほど ますます革の職人さんであるケイさんとお話したくなり、思い切ってミシンの相談がてらお伺いすることになりました。

緊張しながらお話を聞いて頂いたり質問を重ねているうちにいつしか話は予期せぬ方向へ流れ、ちょうど今のお仕事の転機と重なっていましたケイさんが縫製面のお手伝いをしていただけることになったのです。

その後何度もメールを重ね、話し合いを重ねての先日。
展示会の準備でごちゃごちゃとなりだした仕事場に来てくださいました。
話を重ねることよりもモノを見せながら進めることのなんと気持ちのいいこと!

おまけに女二人揃って  この菱目打ちのピッチはいいよね とか この糸の番手はどう?幅はこれくらいかな?  とか  この革のオイルの染み込み具合はいいですね〜。。なんて 職人同士の会話をできることが嬉しく 感覚的なことを現実的に汲みとってくれる速さや 職人さんだからこそ 私の我流の物作りのパターンを理解してくれる
優しさ(もっとも少々面食らって苦笑していました)になんだかとても安心し、同時に
むくむくアイデアが湧いてきている今シーズンです。

スカートや布物の縫製を一手に引き受けてくれている 60代の元気なマダム
子育ての合間に どんな短い納期でも嫌がらずにお手伝いしてくれる友人
そしてこれからハード面でしっかりと支えてくれるけいさん。

何よりKa wae 製品の販売、オーダー製作時のお客様とのやり取りを細やかに対応してくれるMadrigal の皆様。

体制が整った感のある今年の始まり。。
頑張ってよりいいもの作っていきたいです!  

まずは今シーズンの展示会から。。。

こちらはケイさんのお仕事 so-ra 実際のカメラストラップの製品の美しさ
経年変化された物の中にケイさんの確かな技術と心を感じます。
これから、どうぞよろしくお願いします。