発起人はまいちゃん。震災直後から単独で現地に入りボランティアをしている女性です。
はじめは個人で入ることがなかなか出来ず、それが大丈夫になってからすぐ一人で宮城県に行った所、南三陸町にご縁があり、以来月に一度は必ず現地入りしてお手伝いされているそうです。
今月末、そこの歌津中学で盆踊りを催すこととなり、徳島の方からも浴衣の寄付もたくさん届き、じゃあそれにあう髪留めを作るからとお声をかけてもらいました。
ランチをしながら東北地方でしか発行されていない震災の特集号を見せて頂いて、いろいろな話を聞きました。
やっと道が出来てきたけど、それまでは誰もががれきを超えて現地入りしていたこと、都市部に比べて小さい規模の街なので当初は、そして今も”忘れられた土地であること”、今でも道の目印がビルの上に乗り上げた船であること。
一番始めに必要だったのはおばあちゃん達のチョッキだったこと。
ほとんどの方が家を津波でなくしたので格差が生まれず、みんな結束が固くすごく明るく前向きにいてらっしゃること。特に子供達は被災した中でも元気に毎日を過ごしていること。
でも、夜になると悪夢で眼が覚めたりする子も多いこと。
何より原発問題もあってボランティアの集まりが悪く、思った以上に復興が進んでいかない事。そんな中、9末には”ボランティア派遣”も切れてしまうので、高速代金その他、9月移行にかかってくる個人負担なども正直厳しくなってくるだろうと。。
今日で4ヶ月ですね。関西に住んでいると街を歩いていても震災は新聞の見出しや吊り広告で見るだけで、以前と同じ華やかなかんじですね。
でも4ヶ月前に起こった震災は今なお、続行中で余波も凄く未来を想像するととてつもなく憂鬱になったり、心が痛みます。そしてここから何が出来るんだろうと自問自答を繰り返しています。
周りに個人で、小さな団体でいろんなボランティアをしている友人も多く、そのご縁でこうしてお手伝いさせて頂けるととてもうれしい。
昨日は三陸町の子供達の写真も見せて頂いて、その子達の頭にこの髪飾り。喜んでもらえたらいいなー。なんて思ったり、あまり娯楽のない中でその盆踊り大会を楽しんでほしいなと本当に思います。
もの作りをしながら’こういうのは簡単に作れるし女の子達と一緒にワークショップしたいななんて話も出て。。いつか機会がありましたら現地に行きたいなと思いました。
昨日の夕焼けはとてもとても素晴らしく、胸に迫る色合いでした。その夕焼けを眺めながら
被災地で過ごす方々の眼に映る空も又同じである事を、その美しさに癒されます事を願ってやみません。あの日以来本当にどんなときでも心の片隅に東北があります。
友人達の動きにあわせて私が何ができるだろうと思って今、不定期ですがワークショップを開いています。詳しい事はメールにてお返事しております。ご興味あります方、ご連絡くだされば幸いです。又、手だけはやたら動きますので(笑)こんな感じの物作りでしたらいつでも参上いたします。お声かけて下さいね。
又違う友人達の動きも是非見て下さい。touch in peace
そして彼女達の活動資金は自らの持ち出しでまかなっていることも本当に多いのです、
大きな所に寄付を考えてらっしゃる方いましたら、彼女達のような個人で頑張っている人達への活動資金ということもいいと思いませんか?