一日18時間?というハードな製作期間の反動で、この3日間はすごくだらだらしてました。昨日、やっとだらけた体を起こして、夏休み最後の大掃除。気になっていた押し入れの整理をしました。いつもは友人に回す子供達の服も”ええい、ままよ!”と古着回収の車に直行!その数なんと7袋。
なんで、こんなに物って集まってくるんだろう。。
息子達も大きくなってきておもちゃは減る一方なんですが、反対に増える増える!漫画は増える!もう漫画御殿です。
本や雑誌、漫画はドンドン増殖していく我が家なので、次はここに着手しないと。。
さあ、生活事は脇において。
お財布バッグのご紹介をば。。
今回のお財布バッグオーダーのお話し合いも、ゆっくり話し込む方とおまかせでとすぐにお話が終わる方とそれぞれです。お気持ちを伺ってイメージして行く方と、好きな物や事をお聞きして行く方。デザインの方向性をお話して行く方。。
本当に一期一会でお会いする方も多いので、このお話合いの一時での印象を間違ってはいけないというか。。ひそかに緊張の走る一時であったりもします。
それはお客様も同じようで、さっきまでリラックスしてお話していたのにオーダーシートを前にして急に双方真面目な顔になったりして、私もなんだかお固い人になって。。。
そんな時はふっと顔を見合わせて笑いがこぼれますね!
このお財布のオーダーを下さった方は、偶然お店にいらっしゃった方。カワエを見るのも初めての方です。そんな方がファーストインプレッションでオーダーして下さることに。
シンプルなお話あいの中で浮かび上がってきたキーワードは『北欧の食器の様な柄。シロクマが好きなので是非入れて下さい』とのこと。。
さあ!腕がなりますよ!
本来、長くデザイン畑にいた私。一枚の絵として表現する事と同じくらいモチーフ柄って好きです。シロクマをアクセントにおいてメインモチーフを何にしようか。。
何となく出てきたのはレモンの木。あのさわやかで瑞々しいレモンの木を入れてみたくなりました。
すると、面白い事が起こる物で、製作期間中はレモン、オレンジを頂くことが重なる重なる。シンクロニシティーが起こるのはいい兆候なので柄はスムーズに進んでいきます。
対格線上にムースを一体入れて。ああ、納得の一品になりました。
連続したモチーフの柄は生地を挟む段階ですごく楽しかったりもして色彩バランスのチェックも入念に行います。
今回は全体的にさわやかな蒼く、白いイメージでまとめてみました。
楽しく作らせて頂き本当にありがとうございました。
革の色が変わっていく時をお楽しみくださいね!