夏前、沖縄の友人からお財布のオーダーを頂きました。
彼女のhula歴は長く、去年ハワイへフラ留学。日本でも有名な素敵なアンクルの元で習っていました。その時にメリーモナークにも出場し（hulaの一番有名な大会です）たくさんの思い出と色んな思いを抱えて帰ってきて、沖縄に移住しました。
去年から何人かの友人達が沖縄に移住し連絡するたびに本土とは違う南国の風を感じて気持ちがよくなるのですが、その沖縄の風とハワイの風をまとった彼女とは、hulaの話でのやりとりも多く。。
今回のオーダーは「ハワイを連想させる花がいっぱいと沖縄やハワイを感じさせて、☆もいれてね！』とのこと。
いつも頭の片隅でイメージしているそんな絵を久々に作れる事ってうれしい！
思い出したのは ke'ala beauty ナーパラパライの大好きな曲です。
その昔、hulaを初めて一年くらいの頃、この曲を習いました。習ったといっても先輩クラスの曲をかじらせてもらったに過ぎないんですが。。今ではうろ覚えなんだけど、この曲の振りつけはすごく美しくって踊りこなしたかった曲でもあります。
ke'alaの意味は”香り”素晴らしく良い香りが漂ってくる感じです。振りの中にはレイをニードルで作り上げていく様や、その美しい香りが風にのって漂ってくる感じとか、美しかったー。
もうそこのハラウ（教室）随分前に辞めてしまったので踊ることはないんだけれど大切な思い出の曲です。
先日違うお知り合いの方のハラウのファーストホイケ（発表会）に行きました。
彼女の教室はもう１０年くらい。彼女自身もそのハラウで６，７年は習っているんですが初めての発表会です。
振りの美しさには定評があるそのハラウ。
今ではインストラクターとして頑張っている彼女のhulaは遠目からもはっきりわかるほど美しくって、久々にみるその姿に胸がいっぱいになりました。そして出演者の方々の息のあったhula,先生、そしてハワイのkumu(先生）のハワイそのもののリラックス、そしてクプナ特有の柔らかくっておだやかなhulaに癒されました。
hulaって見た目と違ってものすごくハードなんです。
だからこそホイケ前にどれだけの練習、そして色んな心模様を感じて越してきたんだろうと思い感激もひとしお。本当によかった！
私自身は仕事とhulaの両立がなかなか下手でしばらく辞めては又いきたくなってを繰り返しのここ何年。
もう色んな形のフラがごっちゃになって一番だめな生徒です。
ただ、良かったのはそれぞれのクムの教え、スタイルをひと時であろうと身近で感じることが出来た事。
みんな違って、みんな美しくって何よりハワイの文化その物を遠く離れた日本の人達に真摯に教えてくれるその姿勢と誇りを持つクム達の言葉を時々思い出しては、日々の製作に役立てています。（それがちゃんと一つのhulaに向かうとよかったんですが。。。）
ka wa’eのエッセンスの中でもとても重要な一つ。
私なりにこれからも大事にしていきたいです。
お財布にはピカケ、イリマレイ、オヒアレフア、マイレ、ロケラニ、アワプヒ。。。
そしてこっそりハワイの働き者の小人メネフネが入っています。
ke'ala をイメージして作ったこのお財布。
実はもう一つ意味があって ke ala 道です。満月が海に輝く道を作っています。
友人の未来に輝く道が繋がってますことを。。
そしてke ala、、私にはきっとご縁のあるワードなんだと思うこの頃。
ちゃんと縁づいたら又いつかこのブログに書きたいです。
