2012/12/04

愛の泉

今日はちょっと昼ドラみたいな題名で書いてみようかな?

秋の展示会時に頂いたお財布バッグもほぼ完納いたしました。
無事お客様の手に届いているようですのでぼちぼちと記していきますね。
まずこちら、  題名は”愛の泉”

このお客様からのオーダーは二度目になります。
以前お書きした事もあるのですが、初回のオーダーは私にとってマドリガルさんを通して頂いた初めての物でした。お客様との結びつきをすごく強く感じた一点でもありまして、何年かぶりに又深くゆっくりお話出来る時があり、こうやって再びオーダーも頂きまして

実はほんの少しプレッシャーもあったんです。
前回の物をとても大事に御使用されていたのを十二分に知っていますし、今回のオーダー頂いたいきさつも色々お聞きして”前回よりもよりよい物を!”
なんて気張れば気張るほどいいものなんて作れません。

なので一度心を沈めてお客様との会話や思いを改めて胸に呼び覚ましてじっくりとイメージしていきました。
すると尽きることのない泉というキーワードが出てきました。

そうそう、尽きる事のない泉があるとしたら、何が一番いいですか?

想像と創造の泉

情熱の泉

お金の泉

いえいえ、食べ物の泉?

もしかしたら精力の泉(ある意味これは尽きてほしくないな)

そして 愛の泉  

以前にも書いたことがあるのですが”愛”って言葉にはもう本当に照れてしまいます。
こうやって臆面もなく書けるようになったのはやっとハグになれてきた最近です。
ちなみに愛という言葉だけでも人の数だけ解釈があってそれを読んでいるだけでも面白いです。特に子供達の愛の解釈はとてもシンプルで暖かくっていい!ご興味ありましたら調べてみて下さいね。


お客様自身がある大切な食物を扱うお仕事をされていることもあり、その尽きることのない泉に注がれる水もお入れしてみました。


内側からこんこんと湧き出るような慈しみやぬくもりの泉に他方から注がれる(それは改めて自分自身で注ぎ込む様々な何かでもあったり、他者から与えられる色々な心を新たに感じ付け加えていくことでもいいし)愛。それは意識している限り、きっと枯れる事はないだろうし、澱む時期があったとしてもその澱を又滋養としてより滋味深い何かになるんだろうし。。。


そんなこんなを柄に込めてみました。
お色目はもう少し明るく情熱的な感じにしようと思っていましたが、お客様の雰囲気を思い出すと美しい白いお花のイメージが出てきました。
なのでシックなお色目で。。。

作らせて頂けて本当にありがとうございました。
寒くなってきましたが、お客様自身の暖かい泉に心身ともに暖まる冬となりますように。。。