何をかくそう私もその一人。
小学生の頃、アニメでやっていたフローネ物語。
一家が無人島に遭難して、木の上に家を作って暮らしていく物語です。あれは確か巨大なバニアンツリーの上に家を作っていましたね。
岩波文庫の”ロビンソンクルーソ”も大好きでした。
銅版画で描かれた主人公の絵をいつまでも飽きずに眺め、自然の物から試行錯誤していろいろな物を作るのをずっと憧れていました。
漂流物ならそうですね、、、トムハンクス主演の”キャストアウェイ”なんかもおもしろい
あらら話脱線しましたが、今回は木のお家のお話。。
お客さまと色々なお話で盛り上がったのですが中でも木の中に住んでみたいんです。というところにピンときました。心の中でこっそり思っている方は以外と多いんじゃないかしら?
かくいう私もいつかの瞑想時に(何度も書きますが私の瞑想は邪道ですよ笑)大きな木の幹にある扉を開けるとお気に入りのキリムラグ、横には揺り椅子。小さなランプなんかあったりして、その樹の中にゆったりとあぐらをかくイメージが見えたことがあったのです。
別に瞑想なんかしなくても
そういう自分にとってのサンチュクアリ(聖域)を何個かイメージングして心の中に持っておくとてもいいですよ。
それは白く輝く砂浜の波打ち際であったり
すごく荘厳な聖堂に佇むのでもいいし
はたまたたくさんの素敵な服や靴の並ぶウォークインクローゼットの中とか
自分の家の一番大好きなコーナーでも。。
忙しい日々の中で少し心や体を沈めたいときに、たった五分でもいいから目をつむり、そのサンチュクアリの中で一息ついている自分をイメージするのです。
そこは本当に自分だけの場所にしてお気に入りの物をどんどん飾ってもいい。
たとえ想像の中といえどもすごくリラックスした時を持つことができたりしますよ。
そしてお客様のサンチュクアリの一つとして”木のお家”がキーワードならいつでもそれが目に入るように柄にお入れしようと言う事になり。。
半面柄なのでシンボルマークのように雲にのった大きな木をおいれすることにしました。大地に根付く大きな木もいいんですがアラジンの魔法のランプのように自由に移動する樹のお家って楽しそうですしね。
樹の中には写真ではわかりにくいですが、二匹の猫をお入れしています。
樹のてっぺんには素敵な素敵な息子さんから頂いたお誕生日のプレゼントをイメージした
石を一つ乗せてみました。
製作の一時、私もまた大きな木の中で遊ばせていただきました。
作らせて頂けて本当にありがとうございました。
息子さんも気に入っていただけましたでしょうか。。。。