2012/12/12

HOME SWEET HOME 1

今回は二つのお財布のご紹介。年に二回展示会をしていると、お客様の近況がとてもダイレクトに見れる時があります。

??それはと言いますと。。。子供さん!
展示会時に大きなお腹で来て下さったり、あれ?今回はいらっしゃらなかったな?と思ってた方が、次の展示会にとても可愛らしい赤ちゃんを連れてきてくださったり。ベビーカーに乗ってじっとこちらを見ていただけの子が次は所狭しと走り回るやんちゃ君になったり。我が子達はもうすっかり大きくなって、私が行く所は彼等にとってはNGで寂しい限りなんですが半年に一度色んな方の無邪気なお子さん達と出会うのも楽しみにしています。

基本、ちょっかい掛けなんでついついちゃちゃ入れてしまいます。

今回はそんな可愛らしい女の子を育てているお母様からのオーダー財布のご紹介を。。
二つ続けてご覧下さいね。

一つ目はお母様とお二人でいつも展示会に来てくださるお客様。いえ、今ではお客様の娘さんもお入れして三人です。毎回来て下さって色んなお話をたくさんして、私自身も今回はいつのタイミングにいらっしゃるのかな?と楽しみなお客様でもあります。前回のテーマ絵の付いたバッグのご購入をずっと悩まれていたのですが結婚十周年ということで思いきってオリジナルのお財布バッグのオーダーを頂きました。ちょうどそのお時間に他のお客様が少なかったこともあり、じっくりじっくりお話できて。。

展示会が終わってオーダー頂いた順番で製作をしていくんですが、柄のイメージが現れるのは順番どおりにはいきません。うっすらぼんやりと描いているイメージがはっきり現れるまでに結構時間がかかったり反対に急にぼんっと絵が来る事もあって。。
オーダーシートの文章を眺めながらその内容に全然関連しない絵が出てくることもあって
そんな時ははてどうしたものか、、と考えてしまいます。
お客様の絵は比較的簡単に現れました。だけど自分が思っている以上に甘く可愛くなりすぎる感がありこれで進めていいものだろうかとしばし自問自答。。
でも、展示会時に持ってらしたお母様手作りのマザーズバッグ(娘さん用ですからおばあちゃま手作りですね)の可愛らしく暖かいイメージと何か関連した、あと少し大きくなられた娘さんが、お財布を見たときに楽しんでもらえるように絵本のようなこの柄で大丈夫だろうと絵を進めていきました。

ピンク系の可愛らしい街にある我が家。後ろに大きな木を背負っています。その前から旦那様がお二人を手招きして呼んでいます。
”おーい、こっちだぞー!”その家の煙突からはいつも♡型の煙が流れ出て空に溶け込んでいきます。
その街中には女の子の好きな果物やお菓子をいっぱい入れ込んで。。
仕上げに娘さんとお母さんのシルエットを真ん中にお入れして完成!

先日お客様からお財布バッグの絵を描かれた素敵なお手紙を頂きました。
いろんな夢と愛溢れる素敵な内容に、ひとりにまにま。
お手紙本当にありがとうございました。そして作らせて頂けて本当にありがとうございました。

どんどんと寒さも深まる時期になってきましたが、ご家族仲良く♡溢れる暖かい冬をお過ごしくださいね!次回にお会いするのも楽しみにしております。