といっても今週は作業週間なのでそんな春を窓辺から感じてるだけなんですが。。
この二週間程の間にワークショップも挟みまして結構バタバタしていましたが、それは又改めてジックリ書くとして。突然ですが今日はジェーンオースティンの話！
ジェーンオースティンを知っていますか？そしてジェーンオースティンはお好きですか？
彼女は18世紀の末に活躍した女性作家です。私も何冊か読んだりしただけなんですが、欧米では古典文学としてとても人気がある作家です。彼女を知ったのは映画「ジェーン オースティンの読書会」から。男女交えての彼女の作品の読書会やそれについての批評や感想などを織り交ぜながら男女の恋愛を描いた映画です。
200年程昔の中流貴族達の生活を描いたそれらは今の私にはちょっと？な感じの身分差別や見え張り、プライドの高さややせ我慢等々。。下手したらそんなことばかりが満載なんですが、その中で繰り広げられる人間関係や心のあり様、恋愛観にその時代にしっかりと人を見つめている作家の目を感じます。そしてそれって意外と現代と何ら変わりない。だからこそ今でも愛される作家なんですね。きっと。
ちょっと前置きが長くなりましたが、、、今日はそんなことよりそれらを描いた映画やドラマの映像美について力説します。
まず、何と言っても「プライドと偏見」！私はこの映画をきっかけに中世ヨーロッパ映画ブームが訪れた程の大好きな映画です。キーラナイトレーの瑞々しい美しさは言わずもがな、彼女たち貴族の住む田舎の家の内装、調度品。そして衣装や壁面の色合い！レモンイエローとベビーブルー、サンドベージュにアイスグレー。リネンやシルクやレース。。。イギリスの自然、そして庭！！もううっとりします。
これはBBCのドラマの方でも見たのですが断然映画がイイですね！ダーシー役の俳優も暑苦しくて好きです。(でも改めてドラマも見たらやっぱりいい！とくにコリンファースが湖から上がってくるシーンが色っぽい！)
対してBBCドラマも凄く素敵だったのが、「Emma」衣装が断トツにいいです。
映画ではエマ役をグウィネス パルトローが演じています。
彼女達は、コスチュームプレイ女優とも呼ばれたりするんですが、何だろ。。思うに骨格の薄さと肌の白さと、そして横顔の美しさではないかしらん。それでいうとスカーレットヨハンソンなんか少し肉感的過ぎるんですね。。
今日は！！満載のブログになりましたが、本当ぜひぜひオススメです。映像美、そしてお約束のハッピーエンドにあなたのお姫様願望を思い出してくださいね。
写真は映画のEmma。このベビーピンクのドレスと耳横にあしらわれたシルクリボン。
うーん、たまらんちん。
