ルノワールと聞くと思い出すのはゴブラン織のカバーのついたピアノ。
シルクで出来たバラの花束。
薄いブルーかピンクのタイルが貼られたトイレの中に掛かる銀行のカレンダー。
黒いタオル地に花柄がいっぱい織り込まれたスリッパを玄関口にならべているようなゴージャスだけど少し気恥ずかしい感じ。高島屋のバラ柄の紙袋を持った叔母さま達が連れ立って見に行くようなそんな絵だと何故か思っていました。
特に豊満な裸婦画は子供心に直視出来ず心持ち視線を外してだけどしっかり意識しながら横切る様な色っぽい絵。そうじゃなくても永谷園のお茶漬けの袋に入っている世界の名作シリーズに入っているあくまでも古典的な絵達。そんな先入観がばっと外れると同時に途端に凄く気になってきたのはこの映画のトレイラーを見たからでしょうか?たった何分かでその映像美にやられてしまいました。これは、これは期待大ですよ!
動画が上手く貼れないので写真でね。